「WEST.の辞退はまだしも、なんでコラボ企画まで巻き添えなの?」

2026年9月15日の昼過ぎ、大型フェスの公式HPにWEST.の「出演見合わせ」が突如出ました。

舞台は「KAMIGATA EXPO PARK FES 2026」、通称カミガタ。

秋晴れを期待する大阪の万博記念公園で、10月31日から2日間にわたる日程です。

理由として書かれていたのは「7人での出演が難しくなった」という一行だけでした。

脱退発表の直後で「7人そろった姿」はもう見られません。

ところがタイムテーブルから消えたのは、自分たちの出番だけではないんです。

横山裕さんを慕う弟分たちが集まる、ファン待望の「横山万博」というお祭り枠。

関西ジュニアの単独ステージや、フェス全体のスタートを告げる開会宣言まで。

昼間の枠がまるごと「一旦未定」に巻き戻され、スケジュールはほぼ真っ白です。

消えた枠はどれも、WEST.とは無関係な人たちの出番でした。

返金の手続き期限は、発表からわずか2日後の木曜昼に迫っています。

 

この横山万博は去年すでに一度開かれていて、そのとき会場にたどり着けなかったのは主役の横山裕さんでした。

「またリベンジさせてください」と本人が客席に誓った、ちょうど1年前の話です。

今年のステージは、去年の雪辱をファンと一緒に晴らす場所になるはずでした。


消えたのは横山裕がリベンジを誓った枠だった

横山裕さんがリベンジを誓ったのは、ちょうど1年前にあたる2025年9月11日の横山万博でした。

会場は大阪・関西万博の屋外ステージで、夜のわずか1時間だけ組まれた幻のような限定イベントでした。

ところが当日の現場は、記録的短時間大雨情報が出るほどの激しいゲリラ豪雨に見舞われてしまいます。

交通機関が次々にストップして、東京にいた出演者たちが立ち往生しました。

そこへ、飛行機のトラブルで主役の足止めという最悪のハプニングまで重なります。

開演を遅らせても、イベント中に本人が着くのはほぼ不可能な状況でした。

「自分の冠イベントなのに、自分だけ会場に着けない」という異常事態

「主役不在」という前代未聞の状態で、現場の後輩たちだけで幕を開けます。

それでも客席は、主役がいないまましんみりした空気にはならなかったそうです。

「主がいないですね」「横山万博なのに!」と笑いに変えながら、残された後輩たちが客席を盛り上げました。

カラオケ対決や身内ランキングといった、手作りの宴会みたいなノリの企画です。

濵田さんがカバーしたのは、不在の先輩が所属するSUPER EIGHTの「象」。

しかし頼みの横山さんの姿だけが、客席を見渡してもステージ上にも見当たりません。

小島さんは全力でステージを走り回って熱唱し、機械の採点では最下位を叩き出しています。

中継を遠隔で見守っていた横山さんから、後ほど「俺の中では100点」と連絡が届いたそうですよ。

 

ステージの巨大モニターに電話がつながると、画面の向こうの本人が地団駄を踏みます。

「間に合わんかった。あの俺が間に合わんのやで?」

藤原さんがカメラ越しに「大好き」と伝えると、画面の向こうから本人の声が返ってきたそうですよ。

そして通話を切る前に、横山さんはこんな言葉を残していきました。

「みなさん、本当にごめんなさい」「またリベンジさせてください!


横山会の8人のうち3人はWEST.だった

横山会の顔ぶれは、横山裕さん(SUPER EIGHT)と、7人組のWEST.から桐山照史さん・濵田崇裕さん・小瀧望さん、なにわ男子から藤原丈一郎さん・大橋和也さん、Aぇ! groupから小島健さん・佐野晶哉さんの8人です。

SUPER EIGHTは、関ジャニ∞が改名した現在のグループ名のことです。

最年長の横山さんを慕う後輩たちが集まる、事務所の枠を超えたプライベートな集まりです。

先輩と後輩の雑談から始まったBBQ仲間が、いつの間にかフェスの看板企画にまで育った形です。

ネット配信の動画でもおなじみで、後輩が先輩に遠慮なくツッコむ関係性がファンのツボだったんですよね。

ちなみに大阪・関西万博の会場があった此花区は、横山さんが生まれ育った町でもあるんです。

「メンバー個人での出演もございません」が効いてくる

今回の告知は案内先が分かれており、当選者だけにFCから個別の案内が届いています。

当選メールに並んでいたのは、受け入れがたい2つの決定事項でした。

「WEST.の出演を見合わせる」ということ。

そして「個人のソロ出演も一切なし」ということ。

この「個人でも出ない」という一言が、直撃したのが横山会でした。

8人のうち桐山さん・濵田さん・小瀧さんの3人が、グループとしても個人としても舞台に立てません。

残されたメンバーは、わずか5人だけ。

つまりWEST.の不参加が決まった時点で、コラボ枠そのものが成り立たなくなっていたわけです。

去年の大雨で足止めされていたのはWEST.の3人もだった

去年の雨の夜に東京で足止めされた出演者は、横山さんを入れて4人でした。

東京組の桐山さん、濵田さん、小瀧さん、そして座長の横山さんの4人。

豪雨のなかを移動したWEST.の3人は、本番直前にずぶ濡れで会場へ滑り込んでいます。

あの豪雨の夜から、ちょうど1年。

去年ずぶ濡れで間に合った3人が、今年は先輩の枠ごと持っていく側にまわりました。

2026年8月30日の日曜、夜11時に脱退が発表されたのは藤井流星さんと小瀧望さんです。

藤井さんは横山会には入っていませんが、小瀧さんはあの雨のなかを走った3人のひとり。

いつ事務所を離れるのかという肝心の日付は、いまも伏せられたままです。

 

リベンジするという約束は、去年の横山さん自身が絞り出した言葉でした。

約束を交わした相手は、豪雨のなか最後まで見届けた現場のファンです。

去年のリベンジ宣言を信じていた人ほど、今回の「白紙化」はショックだったはずです。


関ジュの大舞台まで一緒に消えた

関ジュの単独ステージも、WEST.の出番と一緒に画面から消えています。

ただ、消えた出演枠を全部同じ理由だと決めつけるのは、少し気が早い気もします。

無所属も混ざる関ジュの枠は、メンバー固定の横山会とは事情がまったく違います。

関ジュはデビューを目指す卵たちで、特定のユニットに属さない無所属のジュニアもいます。

単独ライブが少ない無所属の後輩にとって、このフェスは年に一度の大舞台です。

持ち時間がごっそり空いたため、全体の出番が決まるまで一度スケジュールを引っ込めるしかありません。

サイトにぽつんと置かれたのは「一旦未定」という、ぶっきらぼうな告知だけ。

「公演中止」の文字は、運営サイトのどこを探しても見当たらないのです。

「枠が空いたぶん、ジュニアの出番が増えるのでは?」と期待する声もあります。

同じ白紙を、そんなふうに反対側から読んでいる人もいます。

先輩たちに比べて出番の限られる後輩にとっては、思わぬチャンスにもなり得ますよね。

「出番が削られるかも」とも「枠が拡大するかも」とも読める状況です。

運営が出した「一旦未定」は、まだタイムテーブルを練り直している最中なんですね。


大トリのKAMIGATA BOYZはWEST.込みの企画だった

再調整の末、スケジュールに残ったのは朝の開場と夜の合同ステージだけでした。

その合同ステージの看板になっているのが、KAMIGATA BOYZ。

共通曲は「無責任でええじゃないかLOVE」。

2024年4月に動きはじめた関西発のユニット企画で、最初に集まったのはSUPER EIGHT・WEST.・なにわ男子の3組でした。

今年のフェスは、そこに後発のAぇ! groupと関西ジュニアが合流する形で告知されています。

つまりサイトに並んでいた看板グループから、丸ごと1組が消えた状態です。

タイムテーブルに踏みとどまった大トリは、彼ら7人が歌う前提で作られた企画です。

フィナーレを飾る合同ステージの構成も、現時点では何ひとつ明かされていません。

不在になったあの真ん中のポジションを、残るメンバーでどうカバーするのでしょうか。

関西勢の芸歴順で並べると、エイト、WEST.、なにわ、Aぇ! groupの並び。

真ん中の世代。

若手には頼れる兄貴分、エイトの先輩には甘えられる弟分だったのがWEST.なのだと思います。

事務所の縦のつながりを真ん中でガッチリ繋ぎとめていたのが、まさに彼らでした。

今年のカミガタは、中間管理職のような頼れる世代を欠いたまま幕を開けるのでしょう。


返金の締切まで2日しかない

払い戻しの受付は、2026年9月17日の木曜、お昼になる直前の午前11時59分で閉まります。

15日の発表から数えて、締切まではまる2日も残っていません。

巻き添えの後始末を2日で片づけろというのは、さすがに急ぎすぎではないでしょうか。

対象になるのは10月31日と11月1日の両方で、手続きは会員サイトからになります。

マイページの申込結果から「抽選結果を確認する」へ進むと、キャンセル専用の入力欄がありますよ。

ややこしいのは、手続きできるのが代表者だけだという点です。

友達にチケットを取ってもらった同行者は、自分の画面からはキャンセルできません。

「WEST.目当て」で遠征する予定だった人にとって、行く意味の半分が消えてしまいました。

けれど隣の席の友達がなにわ男子やAぇ! groupのファンなら、その人の楽しみは何ひとつ減っていません。

「チケットを払い戻したい」と言い出せない理由は、連番相手への気まずさなのかもしれません。

発表直後から、SNSには「チケットのお譲り先」を探す切実な投稿が溢れかえりました。

WEST.の名前が外れた現場に、行く理由を見つけられない人たち。

「行きたい友達」と「行く気をなくした自分」が同じ2枚にいると、どちらかが我慢するしかありません。

どちらが相手に譲歩したとしても、モヤモヤした気まずさは残るのだと思います。

フォームから戻ってくるのは、チケット代だけです。

それ以外は、何も。

新幹線の予約も、遠征先で友達と語り合うはずだった週末も、口座には戻ってきません。

先輩も後輩も入り混じって騒ぐところがカミガタの持ち味なのだから、形を変えてでもあのコーナーを残してほしい。

そういうお願いが、枠の消えたところに並んでいます。

去年その約束を口にしたのは、横山さん本人です。

まだ誰も、なかったことにはしていません。

17日までに選ぶのは「返金するかどうか」だけです。

消えた枠のぶんまで納得してあげる必要は、どこにもありませんよ。