2026年9月9日に発表されたiPhone 18 Pro Maxは、2TBモデルで44万9,800円。

中古車の値札かと思う金額です。

さらに、初の折りたたみ型「iPhone Duo」は36万4,800円からと聞くと、驚くより先に笑ってしまう人もいるでしょう。

高性能なのは分かるけれど、毎日やることはLINEを返して、写真を撮って、動画を見ること。

その毎日に、45万円。

しかもAndroidの折りたたみスマホを知っている人から見ると、気になるのは値段だけではありません。

画面を広げる便利さの裏で、重さやカメラには何を我慢するのか。

まだ誰も使っていないので、いま出ている声は、値段と仕様を見ての反応ばかりです。

「高いのに、まだ我慢させるの?」

36万4,800円のほうには、その値段に見合うものが返ってくるのでしょうか。

45万円のiPhoneは最上位モデルでも高すぎる

 

話題になっている44万9,800円は、iPhone 18 Pro Maxの中でも保存容量が最も大きい2TBを選んだ場合の価格です。

新しいiPhoneが全部45万円になったわけではなく、18 Proは21万9,800円から、18 Pro Maxは23万9,800円からとなっています。

ちなみに、今年いちばん高いiPhoneはこの45万円ではありません。

折りたたみのDuoにも2TBがあり、そちらは57万4,800円でした。

「安いモデルもあるでしょ」という声はそのとおりです。

ただ、安いほうを見直しても20万円を超えているので、「なんだ、普通に買える値段だった」とはなかなかなりません。

なお、Appleの直販でいちばん安いのは12万4,800円のiPhone 17eなので、いま売っているiPhoneが全部20万円超というわけでもないのです。

それでも、新製品として大きく注目されるProやDuoの値段には、普段の買い替えとは別世界のようなものを感じます。

しかも同じPro Maxの256GBと2TBで、価格差は21万円

容量を増やすだけで、もう一台かなり立派なスマホを買えそうな差額です。

ここでいう容量とは、写真や動画、アプリなどを本体にしまっておける量のこと。

2TBは256GBのおよそ8倍ですが、増えるのはその量だけで、画面もカメラも同じものです。

動画を大量に撮り、本体に残しておく人には意味のある容量でも、普段そこまで使わない人には、追加で払う21万円の使い道が見えにくいでしょう。

 

もちろん、値札を見て呆れる人が全員、最上位モデルを買おうとしていたわけでもないはずです。

新しい機種が発表されたので、どんなものか覗いてみたら45万円。

その驚きに「最大容量だから当然」と返されても、そういう話ではないのですよね。

毎日持ち歩く身近な道具が、気軽に買い替えを考えられない値段になっていること自体が、まずしんどいのです。

Pro MaxとDuoの価格差は12万5千円ある

 

同じ256GBで並べると、iPhone 18 Pro Maxが23万9,800円、iPhone Duoが36万4,800円で、その差は12万5千円になります。

スマホがもう一台買える金額を上乗せして、そこで何が変わるのか。

公表された仕様では、Duoのほうが上になっているところと、むしろProに譲っているところが、きれいに分かれます。

机の上に並べた板状のスマートフォンと開いた折りたたみスマートフォンのイラスト

 

項目 iPhone 18 Pro Max iPhone Duo
価格(256GB) 23万9,800円 36万4,800円
最上位(2TB) 44万9,800円 57万4,800円
板状 折りたたみ
画面 6.9インチ 外5.4インチ/内7.6インチ
重さ 249g 254g
厚さ 8.75mm たたむと11.3mm/開くと5.2mm
チップ A20 Pro A20 Pro(同じ)
背面カメラ メイン・超広角・4倍望遠の3つ メイン・超広角の2つ
ロック解除 Face ID Touch ID(側面)
電池(ビデオ再生) 最大45時間 外44時間/内31時間
Apple Pencil 非対応 2026年内に対応予定
発売日 9月18日 10月23日

 

頭脳にあたるチップは、どちらも同じA20 Proで、12万5千円の差は処理の速さから生まれているわけではありません。

画面は、開いたときの7.6インチがDuoの見せ場になりますが、閉じているあいだに使うのは5.4インチのほうで、これはPro Maxの6.9インチより小さい画面です。

閉じたまま通知を確かめたり、片手で返信したりする時間が長い人ほど、いちばん長く触るのは小さいほうの画面。

電池は、Pro Maxがビデオ再生で最大45時間なのに対して、Duoは外側の画面なら最大44時間、内側の大画面を使うと最大31時間まで下がります。

大きい画面で見るほど電池の減りも早くなる、折りたたみならではの事情です。

充電の速さも、Proの約15分で50%に対して、Duoは約20分で50%と少しゆっくり。

そのかわりDuoの本体は、航空機にも使われる強度の高いチタニウム(グレード5)製です。

たたんだときは11.3mmでも、開けば5.2mmまで薄くなります。

板状のPro Maxは8.75mmなので、開いた状態ならDuoのほうが薄いのです。

薄さと素材には、たしかにお金がかかっていますね。

 

プロ向けの撮影機能はProにしかない

 

値段と大きさのほかに、店頭で並べただけでは気づきにくい差もありました。

写真をあとから細かく調整できるProRAW、映像づくりで使うProResとApple Log、距離を測るLiDARスキャナ。

この4つがProシリーズの仕様表には並んでいて、Duoの側には出てきません。

効いてくるのは、仕事や作品づくりで撮る人のほう。

海外のガジェット系アカウントからも、「iPhone Duoは本当にいい。ただ、Proにあるソフトウェア機能がごっそり抜けている。なぜこの値段の端末にこれが無いのか」という投稿が出ていました。

普段の写真とLINEにしか使わない人には、まったく関係のない話です。

それでも、いちばん高いiPhoneを選んだつもりの人が、あとから気づくとなると、少し切ないのではないでしょうか。

折り目が見えるかどうかでDuoの評価は割れた

 

折りたたみスマホでいちばん気にされてきたのが、開いた画面の真ん中に残る折り目です。

画面を二つに折るつくりなので、その線のところだけが曲がり、開いたときにうっすらと筋が残ることがあります。

発表直後の反応も、まずそこで割れました。

海外のガジェット記者からは、実機を見た第一印象として「角度によっては、はっきり折り目が見える」という声。

ところが同じ日に、正反対の投稿も出ています。

「折り目はほとんど見えない。あるにはあるけれど、ごくわずか」。

どちらも実機を前にした人の言葉なので、片方が嘘をついているという話ではなさそうです。

見る角度と光の当たり方で、見えたり見えなかったりする

 

つまり折り目については、店頭で自分の目で確かめるまで分かりません。

写真や動画で「見えない」と言われていても、自分が毎日スマホを開く場所の照明では、見えてしまうかもしれないからです。

そしてここは、値段の判断にもそのまま効いてくるところ。

36万4,800円を払ったあとで「思ったより見えるな」と感じてしまったら、その引っかかりは長く残ります。

36万円で手に入るのはパスポートサイズの大画面

 

では、その36万4,800円で何が手に入るのか。

Appleが言葉にしているのは、たたむとパスポートほどの大きさになり、開くとiPhoneでいちばん大きい画面になる、という点です。

開いた画面では、2つのアプリを左右に並べて開けます

Split Viewと呼ばれる機能で、Appleはこれを歴代のiPhoneで初めてだと説明しました。

地図を出したままメッセージを返す。

レシピを開いたまま、買い物メモを確かめる。

タブレットでは当たり前の使い方でも、ポケットに入る一台でできるとなると話は変わってきます。

アメリカの投資家からも「継ぎ目がない。とても薄い」という評価が出ていて、実機を見た人ほど評価を上げているのが今回の特徴です。

 

画面そのものにも手が入っています。

内側の7.6インチには、光の映り込みを抑えるNano-texture仕上げが入りました。

電池は左右に1つずつ積んだ二段構えで、通常の使い方なら最大24時間とされています。

44時間や31時間は動画を流し続けたときの数字なので、ふだんの目安になるのはこちらのほうです。

 

ちなみにDuoは開かないと使えないわけでもなく、たたんだままでも外側の5.4インチで電話もLINEも片手で済みます。

開くのは、動画を見たいときや、2つ並べて使いたいとき。

ふだんは普通のスマホとして持ち歩けるのは、折りたたみを初めて使う人には安心できるところです。

 

外側の画面に自分が映るDuo Preview

 

たたんだ状態の外側の画面には、撮られている人の姿がそのまま映ります。

Duo Previewという機能で、Appleの説明では、撮られる側がポーズや構図をその場で確かめられる仕組みです。

家族で並んで撮るとき、子どもが変な顔をしていないかどうか。

撮る人がのぞき込んで確認しなくても、本人が自分で見て直せます。

「もう一枚だけ撮らせて」の回数が減るなら、値段の話とは別に、これはうれしい変化です。

2TBになってもLINEを返す毎日は変わらない

 

今回のProシリーズには、新しいA20 Proチップや、撮影時にレンズへ入る光の量を調節する可変絞りなどの改良が入っています。

カメラにこだわる人には、うれしい改良です。

でも、毎日の用事はいつもどおり。

家族に夕飯の連絡をして、帰りの電車を調べて、寝る前にSNSを見る暮らしでは、今のスマホでも困っていない人は多いと思います。

必要なのは新しい機能より、いま困っていない毎日がそのまま続くこと。

保存容量や処理能力が増えても、普段の用事が劇的に変わるわけではなく、その進化が自分に必要かどうかで評価は分かれそうです。

新機能の説明より先に、銀行口座から出ていく金額のほうが、ずっと具体的に想像できてしまいます

ネットでよく見かける「使いこなせない人にはもったいない」という言い方も、普通に使いたい人が責められているようで、どうにも腑に落ちません。

高かった分、何かに使わなくては。

そんなふうに用途を探すより、普段の用事が快適に済めば、それだけで十分に使いこなしていると思います。

 

欲しいのは、もう少し手頃な新型。

機能を増やした上位機種が目立つほど、「そこまで要らないから安くしてほしい」が置き去りに見えるのですよね。

折りたたみはAndroidが先に出している

 

iPhone Duoで気になるのは、開いた画面の使い道。

本のように開くと手のなかで画面がひとまわり大きくなり、動画も写真も、たたんだままのときより大きく見られます。

小さなタブレットのような使い方。

ただ、Android側から眺めると、「スマホが開いて大画面になる」こと自体は、すでにある機能です。

Samsungは2026年8月7日にGalaxy Z Fold8シリーズを国内発売しており、今回のiPhoneと比較できる折りたたみ端末はもう店頭にあります。

Appleにとっては初めてでも、Androidには先輩がいるんです。

 

Androidユーザーの評価は?気になる重さと厚さ

 

Galaxy Z Fold8を使っている人が、うらやましい点と不安な点を分けて書いていました。

大画面は魅力的でも、手首への負担は別問題です。

本体だけで254gで、板状でいちばん大きいiPhone 18 Pro Maxの249gとは5gしか違いませんが、ここにケースの重さが乗ります。

もっと気になるのは、折りたたみ同士で並べたときでした。

SamsungのGalaxy Z Fold8は約201gで、開いたときの画面はDuoと同じ7.6インチ。

内側の画面が同じ大きさなのに、Duoのほうが53g重いことになります。

開いたときの薄さも、Fold8の約4.5mmに対してDuoは5.2mm。

まだ薄くて軽いのは、先に折りたたみを出してきたSamsungのほうでした。

たたんだ状態でも幅84.1mmあり、板状のPro Maxの78.0mmより広いまま手に残ります。

開けば薄くても、ポケットに入れて持ち歩くときは、その畳んだ厚みと重さが気になりそうですね。

電車で片手に持つなら、なおさら。

電車の中で厚みのある折りたたみスマートフォンを片手で持つ手元のイラスト

実際の持ち心地は触ってみないと分かりませんが、「開いた状態で薄い」という宣伝だけで、普段の扱いやすさまで判断するのは早そうです。

 

専用ペンのApple Pencilで画面に手書きする使い方も期待されますが、発表時点では2026年内の対応予定

メモ帳代わりにしたい人には、気になる時期。

発売日に使えるつもりで選ぶと、待つことになるかもしれません。

面白そうだからこそ、毎日持ちたい重さなのか、店頭で確かめたくなりますね。

36万円のDuoは何でも最上級というわけではない

 

Duoの背面カメラは、2つだけ。

高いほうが全部入り、とはいかないのです。

背面は広い範囲を撮る超広角と、普段の撮影を担うメインの二つで、遠くの被写体を大きく写すための専用望遠カメラはありません

Duoにも、メインカメラを使って2倍の大きさに写す「光学品質2倍望遠」はあります。

ただし、これは別の望遠カメラを積んでいるという意味ではなく、メインカメラが捉えた像の中央部分を使って、大きく写す仕組みです。

Proシリーズは専用の4倍望遠カメラを備えているので、遠くの被写体を撮るための構成から違っています。

大画面と、遠くを撮るカメラ。

たとえば運動会で離れた場所にいる子どもを撮りたいなら、画面の大きさより専用望遠の有無が気になるかもしれません。

運動会のグラウンドでスマートフォンを構えて遠くの子どもを撮る人の後ろ姿のイラスト

画質そのものの比較は、実機のレビュー待ち。

 

ロック解除も、Proシリーズの顔認証Face IDから、本体側面の指紋認証Touch IDへ。

指紋で開くほうが好きな人には歓迎される変更でも、顔を向けるだけの操作に慣れた人は使い方が変わります。

高いほうが慣れた使い方に合うとは限らないんですよね。

 

Touch IDへの戻りは歓迎と戸惑いに割れた

 

この指紋認証への切り替えも、発表直後から反応が分かれています。

スマホのアクセサリーを作っている会社が、Touch ID派とFace ID派のどちらかを選んでもらう投稿を出していたほどです。

マスクをしたままでも開ける指紋認証を、待っていた人は確かにいます。

どちらが良いかは、その人が毎日どこでスマホを開くか次第

台所で手がぬれている時間が長いのか、外で手袋をしている時間が長いのか。

そこまで想像してから選ぶ話なので、良い変更とも悪い変更とも言い切れないところです。

 

この値段で買っているのは、すべての性能が最上級のiPhoneではなく、画面を折りたためるiPhone

広げて使えることへの上乗せ。

そこは分かっていても、36万円台で撮影や操作の好みまで選び直すとなると、「この値段なら全部入りにしてよ」と言いたくなります。

高額なスマホは落としたときの心配まで大きい

 

値段が上がると困るのは、買う瞬間だけではありません。

駅のホームで取り出すとき、子どもに写真を見せるとき、旅行先で片手に荷物を持ちながら使うとき。

「手から滑り落ちたらどうしよう」という不安が常につきまとうのです。

36万円台のスマホを持ち歩くとなると、一度払えることより、もう一度払えるかどうかのほうが重くなります。

補償に入れば負担を軽くできる場合もありますが、保険料や利用条件まで含めて考える必要があり、本体の支払いだけで終わるとは限りません。

しかもスマホは、飾って眺める時間より、外で取り出して使う時間が長い道具です。

お金をかけて良いものを買ったのに、扱うたびに緊張するなら、気軽さという便利さを失ってしまいます

 

折りたたみ型でさらに気になるのは、画面を開閉する部分。

AppleはDuoの耐久性を説明していますが、発売前の2026年9月10日時点で、一般の利用者が数年間使った結果はまだありません

開いて閉じてを何年も繰り返す部分なので、発表直後から心配する声が出るのは自然なことだと思います。

もちろん、誰も長く使っていない段階で「すぐ壊れる」と決めつけることもできません。

ただ、長く使ったときの安心感までは、発表会だけでは手に入らないのでしょう。

値段が高いからこそ、壊れないことも、使い勝手に不満がないことも期待してしまう。

初めての製品を試す楽しみより、失敗したくない気持ちのほうが大きくなる価格です。

高くなりすぎたものは中古が主役になる

 

値段が上がりすぎて手が届かなくなったものは、たいてい中古のほうへ人が流れていきます。

スマホより先に同じことが起きたのが住まいで、新築の価格が上がりきったあと、家を探す人はまず中古のマンションから見るようになりました。

そうやって中古を選ぶ人が増えると、「中古はちょっと」という気分のほうが先に薄れていきます。

みんなが選んでいるものは、恥ずかしいものではなくなるからです。

中古が当たり前になると、新品を買うことのほうが、特別な贅沢になっていく

 

中古が動きはじめると、作っている側も黙って見ているわけにはいきません。

本来なら自社に入るはずのお金が中古の店へ流れていくので、公式が自分で「認定中古」の看板を出しはじめるわけです。

Appleはすでに「認定整備済製品」として、1年間の製品保証つきの端末を公式サイトで売っています。

ただ、そこで案内されている割引は最大15%で、iPhone 16の128GBは114,800円。

公式の中古は、思っているほど安くはありません。

それでも公式の看板がつくと、中古を選ぶことへの後ろめたさは確実に薄れていくでしょう。

 

この先に起きそうなのは、iPhoneを使う人が減ることではなく、買う場所のほうが変わることだと思います。

2年ごとに家電量販店や携帯ショップのカウンターで機種変してきた人が、値上がりに追いつけなくなって中古の棚を見にいく。

36万4,800円と45万円という今回の値札は、その入れ替わりを一気に進める数字に見えます。

新型の発表が、そのまま新品の売り場から人を押し出していく。

皮肉な話ですが、高い値段をつけるほど、型落ちのiPhoneのほうが値打ちを増していくことになりますね。

36万円の価値があるのは毎日たたんで開く人だけ

 

結局のところ、買う人と買わない人の分かれ目は、そんなに複雑ではありません。

海外で先に実機を見た人からは「折り目の問題は解決したように見える。ただ、18 Proのほうがカメラも電池も上だから、たぶん自分は買わない」という声が出ていました。

褒めたうえで、買わない理由まで書いているところが正直です。

 

36万4,800円で確実に手に入るのは、たたんで持ち歩ける7.6インチと、2つのアプリを並べられる画面。

逆に言えば、そこを使わない人にとっては、Pro Maxより電池が短くて専用望遠カメラのない、少し重たいiPhoneになります。

毎日たたんで開く人にだけ、この値段は意味を持つ

動画を長く見る人、電子書籍を読む人、外で資料を並べて確かめる人。

そういう時間が1日に何度もあるなら、12万5千円の差額は画面の大きさになって返ってきます。

反対に、そのどれも思い当たらないのであれば、無理に折りたたみを選ぶ理由はありません。

同じ36万4,800円なら、Pro Maxを買って、手元に12万5千円を残すこともできるのですから。

 

それに、答えを今日出さなくてもいい理由がもうひとつあります。

18 Proと18 Pro Maxが店頭に並ぶのは9月18日で、Duoの発売は10月23日。

Duoの予約が始まる10月16日までのおよそ1か月は、先に出た2機種を使った人の評判が出そろう時間。

折り目の見え方も、たたんだときの厚みも、そのころには触った人の言葉で読めるようになります。

迷っているなら、その1か月を待ってから決めても遅くはありません

欲しいのは自慢できるスマホより気軽に使えるスマホ

 

そうやって待っているあいだに、iPhone以外へ目が向く人も出てきます。

次もiPhone、と思っていたのに。

発表後の口コミには、価格を見てAndroidまで候補に入れようとする声もあり、いつもの買い替えが悩ましいものになっています。

Androidにも高額な機種はあるので、乗り換えれば何でも安くて快適、という単純な話ではありません。

新型が出たその日に、手元のスマホの使い道がなくなるわけではないのです。

 

値段を言えば驚かれるスマホより、雑にポケットへ入れられるスマホのほうがいい。

連絡ができて、写真を撮れて、落としても青ざめずに済むことも、スマホの大事な便利さだと思います。

気兼ねなく毎日使い倒せる道具だからこそ。

今回の「高すぎる」は値段への文句だけではなく、「普通に使いたいだけなのに、どこまで付き合わされるの」という呆れにも聞こえます。

スマホを便利に使うために、暮らしのほうが窮屈になるのは、やっぱりおかしな話ですよね。