2026年2月、ミラノ・コルティナ冬季オリンピックのテレビ中継を観ていて、思わず「えっ、誰?」と声が出た人は少なくないはずです。

混合団体で銅メダルを獲得し、表彰台に立った高梨沙羅(たかなしさら)選手の姿は、あのソチ五輪のときの素朴な17歳とはまるで別人でした。

そこに漂う圧倒的な大人の女性感。

SNSは「クールすぎる」「女優みたい」「12年で人ってこんなに変わる?」と大騒ぎになりました。

個人ノーマルヒルは13位と悔しさの残る結果だったものの、団体での活躍では最高の笑顔を見せてくれた彼女。

そしてお約束のように再燃したのが、あの話題──「鼻、高くなってない?」「整形でしょ?」という疑惑の声です。

この記事では、高梨沙羅選手がなぜここまで別人級に綺麗になったのか、鼻の変化は本当に整形なのか、それともメイクの進化なのかを徹底的に掘り下げていきます。

高梨沙羅が別人レベルで綺麗になったと話題!

ミラノ・コルティナ五輪での高梨沙羅選手の登場は、まさに衝撃的でした。

混合団体で見事に銅メダルを獲得した直後の会見やインタビュー映像がSNSで拡散されると、競技の感動とは別の方向でネットが沸騰したわけです。

正直なところ、テレビ越しに見ていた私も「あれ、こんな雰囲気だったっけ?」と思わず画面を二度見してしまいました。

  • 「17歳のソチ五輪から12年、だいぶ雰囲気違うよね」
  • 「誰だかわからなかった」
  • 「クールで大人になった」
  • 「素朴さからは大分雰囲気違う」
  • 「大人になっていく彼女が好き」
  • 「えっ別人じゃないの?」

こんな声がX(旧Twitter)を埋め尽くしています。

ここで面白いのが、ネットの反応がきれいに二極化していること。

肯定的な声は全体の6〜7割で、「大人の魅力がすごい」「綺麗になって応援したくなる」という温かいものが多い印象です。

一方で3〜4割は「変わりすぎて寂しい」「前の方が可愛かった」という懐古派の声。

これ、芸能人の”イメチェン”でもよくある現象で、人は自分が好きだった頃のイメージを“正解”として固定しがちなんですよね。

アイドルが髪をバッサリ切ったときに「前の方がよかった」と言うファン心理と、構造としてはまったく同じでしょう。

ただ今回は、北京五輪での混合団体失格という悪夢から4年、1465日ぶりのリベンジを果たしたという文脈が大きいのです。

あのとき「自分のせい」と号泣した高梨選手が、今度は表彰台で涙を流している。

伊藤有希選手に抱きしめられてこらえきれず涙があふれ、「このメダルの方が重みを感じる」と語ったあの瞬間。

SNSでは「懐深い太陽みたい」「素晴らしい人格者」と称賛が殺到しました。

「オリンピックっていいな」「幸せな日」「今日だけはこの余韻に浸らせて」──そう語る29歳の彼女は、顔だけでなく明らかに”人として”別人級に成長していたのではないでしょうか。

高梨沙羅の鼻が変わった説について

さて、ここからが本題です。

五輪のたびに再燃する”高梨沙羅の鼻問題”について整理してみましょう。

ネット上では

  • 「鼻筋が別人」
  • 「鼻が高くなった」
  • 「小鼻縮小した?」
  • 「横から見るとペチャ鼻なのに正面だと高く見える」

など、かなり具体的な指摘が飛び交っています。

特にTikTokやYouTubeでは「豚鼻から激変」といったビフォーアフター比較動画がバズりやすく、一度見ると「確かに…」と思ってしまうのが人間の心理というもの。

2026年の五輪でも「鼻の穴の左右差」がXやTikTokで再び話題に上がるほど、この疑惑は根強いわけです。

「自分も疑っちゃうんだよな…」と感じている方、その気持ちは決しておかしなものではありません。

時系列で追ってみると、変化のグラデーションが見えてきます。

デビュー当時の10代は、丸顔で鼻筋は控えめ、いわゆる”素朴な女の子”そのものでした。

14歳の高梨沙羅

ところが2016年頃、資生堂アネッサとのCM契約をきっかけにメイクを本格的に勉強し始めると、印象がガラッと変わり始めた。

2020年以降は鼻筋が通って彫りが深くなり、2026年の最新映像では「アジアンビューティー」「ハーフっぽい」との声が出るレベルに到達しています。

この疑惑に火をつけた決定的な出来事がありました。

2020年、ある美容外科のインスタグラムに「ワールドカップ3位のトップアスリートが施術に来た」という趣旨の投稿がされ、条件的に高梨選手が該当するのではないかと噂が広まったのです。

これをきっかけにYouTubeやTikTokで「鼻プロテーゼ」「隆鼻術」といった推測動画が一気に拡散されました。

ただ、ここで冷静に考えてみてほしいのです。

「変わった」ことは事実でも、その原因が整形かメイクかはまったくの別問題。

自分の17歳の写真と今の写真を見比べれば、多くの人が「別人じゃん」と驚くのではないかと思います。

整形ではなくメイクと言える根拠まとめ

では、高梨沙羅選手の鼻の変化がメイクによるものだと考えられる根拠は何なのでしょうか。

ここからは、美容の世界で実際に使われているテクニックと照らし合わせながら、一つひとつ解説していきます。

結論を先に言ってしまうと、プロのメイク技術というのは、私たちが思っている以上に”顔を作り変える”力を持っているのです。

資生堂の指導で磨かれたベースメイク術

高梨選手のメイク変化において、最大の転機は2016年の資生堂アネッサとのCM契約だったと言っていいでしょう。

これ以降、プロのメイクアップアーティストから直接指導を受けるようになり、メイクの質が一気に”素人レベル”から”プロ仕様”へ跳ね上がりました。

本人もインタビューで「メイクで自信になる」「スイッチが入る」と語っていて、彼女にとってメイクは単なるおしゃれではなく、戦いに臨むための”儀式”のようなもの。

ベースメイクだけでも、肌のトーンを均一にし、鼻周りの凹凸をファンデーションとコンシーラーでコントロールすることで、顔全体の印象はかなり変わるものなのです。

資生堂という日本最高峰のコスメブランドのバックアップがあれば、その変化が劇的になるのは当然の話かもしれません。

 

ノーズシャドウとハイライトの黄金比

鼻が高く見える最大の理由が、ノーズシャドウとハイライトの技術です。

眉頭の下から鼻筋の両脇にブラウン系のシェーディングを入れ、鼻筋の中央と鼻先にパールベージュのハイライトを乗せるだけで、鼻は驚くほど高く見えるようになります。

美容ブロガーの「しろっぷ」さんも高梨選手のメイクを「研究された使い方」「印象が激変する」と絶賛しているほど。

 

ここで注目すべきが、このテクニックの”弱点”です。

ノーズシャドウは正面照明で最大効果を発揮しますが、横顔や自然光ではほぼ効果が消えてしまう。

整形なら全角度で変わらないはずですよね。

でも実際、五輪の横顔写真を見ると控えめな印象に戻るケースが多いのです。

気になる方は、会見の正面写真と競技中の横顔写真を見比べてみてください。

 

アイメイクとの相乗効果による錯覚

鼻だけを見ていると気づきにくいのですが、実は目元のメイクが鼻の印象を大きく左右しています。

目頭切開風のアイライン、アイプチ、まつエク、カラコンで目を大きく見せると、相対的に鼻筋が高く、顔全体の彫りが深く感じられるという錯覚が生まれます。

天井が高い部屋は壁が遠く感じるのと同じ原理で、目というパーツが”広がる”ことで鼻の”高さ”が強調されるわけです。

これは個々のパーツではなく、メイク全体のバランスで印象を操作する、非常に計算されたアプローチと言えるでしょう。

笑わない姿から感じるポーカーフェイス効果

「最近の高梨沙羅は笑わなくなった」──こんな声もネットにはあります。

でも実は”笑わなくなった”のではなく、シャープなメイクが表情を硬く見せているだけという側面が大きいのです。

競技前の集中状態や会見での緊張に、クール系メイクが重なると”冷たそう”に映ることもある。

ただ、ミラノ五輪で伊藤有希選手に抱きしめられて号泣していた姿を見れば、中身は何も変わっていないとわかるはずです。

あの涙に、作り物の感情なんてひとかけらもなかったでしょう。

 

脂肪減少・筋トレ・美容習慣のリアルな影響

メイク以外に見落とされがちな要素が、アスリートの身体づくりが顔にも影響しているということ。

体脂肪率を極限まで管理する高梨選手は、20代に入って顔周りの脂肪が明らかに減少しています。

10代のふっくらした丸顔から頬がスッキリし、結果として鼻筋が際立つようになった。

加藤俊徳医師も「スキージャンプは目を大きく動かす競技特性があり、目元の筋肉が自然に鍛えられる」と指摘しています。

ダイエットに成功した友人の顔が「別人みたい」に見える、あの現象と本質的には同じことなのかもしれません。

 

恋の噂も?内面からあふれる美しさの可能性

少しロマンチックな要素にも触れておくと、高梨選手には同じスキージャンプの小林陵侑選手との交際説がたびたび浮上しています。

「恋する女性は綺麗になる」なんて使い古された言葉ですが、恋愛によるドーパミン分泌が肌のターンオーバーを促進する効果は科学的にも示唆されているところ。

メイクの腕が上がったことに加え、私生活の充実が美意識をさらに押し上げている可能性は十分ありそうです。

美容外科医も認めるメイクの可能性

整形かメイクかという議論において、意外と見落とされがちなのが専門家の意見です。

実は、美容外科医自身が「あの変化はメイクで再現可能」と言っているケースがあるのをご存じでしょうか。

最も有名なのは、高須クリニックの高須克弥院長の発言です。

2017年頃、高梨選手の顔の変化が話題になった際、「あれくらいならアイプチとメイクでイケます。お化粧上手くなっただけ」「すぐ整形だ!と大騒ぎするのはよくわからん」とコメントしていました。

美容外科の最前線に立つプロフェッショナルが、わざわざ「整形じゃない」と言っているわけで、これはかなり重い発言と受け止めるべきでしょう。

高須院長のこの見解は今も引用され続けており、最新の変化に対しても「メイクの進化」と見る専門家は少なくありません。

日本医科大学の百束比古名誉教授も「整形手術なし」「アイテープで二重にしている」と分析し、美容ライターの立花ゆうり氏も「ハイライトで鼻筋がスッと通るオルチャンメイクの典型」と解説しています。

もちろん、2020年の美容外科インスタ投稿の件は気になるところです。

「ワールドカップ3位のアスリートが施術に来た」という投稿が高梨選手を指しているのではないかという疑惑は、今もSNSでくすぶり続けています。

ただし、本人が公式に認めたことは一度もなく、あくまで憶測の域を出ていないのが現状でしょう。

「それでもやっぱり怪しい」と感じる方の気持ちもわかりますし、疑惑を完全にゼロにはできないかもしれません。

それでも確実に言えるのは、20代の女性の骨格変化、アスリートとしてのトレーニングによる脂肪減少、そして資生堂の全面バックアップによるプロ級メイク技術──この三つの合わせ技が”整形級”の変化を生み出しているということ。

彼女の美しさは、一朝一夕に手に入れたものではなく、日々のたゆまぬ努力の賜物と見るのが最も理にかなった結論でしょう。

別人級の激変は自己肯定感の証

ここまで”鼻が変わった理由”を技術的に分析してきましたが、もっと大切な視点があります。

それは、なぜ高梨沙羅選手がここまで外見にこだわるのかという”動機”の部分。

この動機を知ると、彼女への見方がガラリと変わる人も多いのではないかと思うのです。

批判を撥ね退ける「自分を好きになる力」

高梨選手は、メイクや外見の変化について「やりすぎ」「前の方がいい」という批判を長年受け続けてきました。

YouTubeには「整形依存で精神崩壊」なんてセンセーショナルなタイトルの動画すらあります。

普通の人なら心が折れてもおかしくない状況ですが、彼女は沈黙を貫きつつ、前向きな発信を続けているのです。

 

2021年のwith onlineのインタビューで「根暗な性格で、カメラから逃げたくなることもある。でもメイクでカバーできる」と語り、2017年のしゃべくり007では「キレイにすることで自信になる」と明かしています。

これは、他人の評価に左右されず「自分がどうありたいか」を優先できる自己肯定感の高さの表れでしょう。

 

SNSでも「自分が気に入っているなら良いよね。自分の顔だし、自分の人生だし」「思い切りのよさはさすがアスリート」といった擁護の声は多い。

「他人の顔にとやかく言うもんじゃない。放っておけ!」──これがネットの多数派の声になりつつあるのは、時代の変化を感じるところです。

 

「戦闘服」としてのメイクと競技への影響

高梨選手にとって、メイクは”おしゃれ”ではなく“戦闘服”

REAL SPORTSやForbesの記事では、メイクが「雑音を消去する儀式」として機能し、競技への集中力を高めているという分析がなされています。

 

メイクアップアーティストの大野裕美子氏は、高梨選手のメイクを「開運メイク」と表現し、意志の力を顔に表現する手段だと分析しました。

実際、ミラノ五輪の混合団体では96.5mのジャンプでチームを一気に5位から3位に押し上げ、「練習以上、個人戦以上に飛べた」と本人が語るほどの圧巻のパフォーマンスを見せています。

「選ばれた時は自信がなくてコーチに相談した」という彼女が、本番で最高の飛躍ができた裏には、メイクで”戦闘モード”に切り替えるルーティンの力もあったのかもしれません。

 

アスリートが美容を追求する新しい形

推定年収1億円以上、資生堂をはじめとするスポンサー契約を複数抱える高梨選手にとって、美容への投資は”仕事”の一部でもあります。

エステ、パーソナルトレーニング、最新コスメ──こうした投資は「魅せるアスリート」としてのプロ意識の表れ。

黒ビキニ姿も決まってます。

高梨沙羅の黒ビキニ姿高梨沙羅インスタより

かつて、女性アスリートが美容に気を使うと「競技に集中しろ」と批判されがちでした。

でも今の時代、美しさと強さは矛盾しません。

フィギュアスケートの選手が衣装にこだわるのと同じで、自分をどう見せるかまで含めてプロフェッショナルの仕事というのが、現代アスリートの新しい価値観なのでしょう。

高梨沙羅選手は、その先駆者としてのロールモデルになりつつあると言えそうです。

まとめ:外見へのこだわりはプロの身だしなみ

鼻が高く見えるのは、ノーズシャドウとハイライトの黄金比、アイメイクとの相乗効果、そしてアスリートとしての脂肪減少が生んだ“メイクマジック”

美容外科医が「メイクで再現可能」と認め、角度によって鼻の印象が変わる事実は、整形ではなくメイクである可能性を強く示唆しています。

でも、この記事で本当に伝えたかったのはテクニックの話ではありません。

北京の失格から1465日、「自分のせい」と泣いた女性が4年後のミラノで「このメダルの方が重みを感じる」と微笑んでいる。

その間に彼女が磨いてきたのは、鼻筋だけではなく、折れない心と仲間への感謝だったのではないかと思うのです。

 

「自分の取ったメダルではない、みんなのおかげ」──仲間への感謝を涙ながらに語った彼女の言葉に、嘘はないでしょう。

「幸せな日」「ピリオドが打てた」「今日だけはこの余韻に浸らせて」──そんな言葉の一つひとつが、4年間の苦しみを物語っています。

鼻の見せ方ひとつに妥協しない姿勢は、ジャンプの飛距離1cm、角度0.1度にこだわる競技への姿勢と何ら変わりません。

ミラノの表彰台で伊藤有希選手に抱きしめられて泣いていた高梨沙羅選手の姿が、そのすべてを物語っているのかもしれません。

29歳、4度目の五輪を終えてなお現役続行の意向を見せる彼女のこれからを、温かく見守りたいと思います。

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