2026年2月、SNS上がかつてないレベルで燃え上がっています。

きっかけは、札幌地裁で下されたひとつの民事判決。

人気ウェブ漫画『堕天作戦』の作者・山本章一氏が、高校講師時代に15歳の教え子に対して約3年間、想像を絶する性的加害を繰り返していたことが、判決文の公開によって白日の下にさらされました。

排泄物を食べさせる、体に「奴隷」と書いて撮影する――こんな行為を「おしおき」と呼んでいたという事実に、ネット上では「人間の所業じゃない」という声が止まりません。

しかも、この男は逮捕すらされていない。

前科もつかない。

漫画家として活動を再開できる状態にある。

この理不尽に対して、今まさに数万件規模の怒りの投稿がSNSを埋め尽くしている状況です。

この記事では、なぜこの事件がここまで人々の怒りに火をつけたのか、そしてなぜ「絶対に許してはいけない」と多くの人が声を上げているのか、事実に基づいて丁寧に追いかけていきます。

「おしおき」の中身があまりにも異常だった

まず、この事件の核心から入らせてください。

2026年2月20日、札幌地裁の守山修生裁判長が下した判決で認定された事実は、読む者の心をえぐるような内容でした。

山本章一氏(本名・栗田和明)は、北海道芸術高校(通信制・札幌サテライトキャンパス)でデッサン講師を務めていた人物です。

2016年4月、当時15歳で入学したばかりの少女に「漫画の裏話を教えてあげるよ」と声をかけ、LINEを交換するところから接近が始まりました。

少女は家庭内に深刻な問題を抱えていたそうです。

山本氏はそこに入り込みました。

「父親代わり」のように振る舞い、悩みの相談相手となり、少女にとって唯一の味方のような存在を演じたのです。

これはグルーミングと呼ばれる手口で、大人が子どもの信頼を獲得してから性的搾取に移行するという、加害者が最もよく使うパターンのひとつです。

最初は「助けてくれる大人」だったものが、いつの間にか逃げられない支配関係に変わっていく。

そして被害者自身が「これは被害なんだ」と気づくまでに、途方もない時間がかかってしまうのが恐ろしいところです。

 

信頼関係を築いた後、山本氏が少女に行ったこと。

判決で認定された行為は、正直に言って文字にするのもためらわれます。

車内での身体的接触から始まり、16歳以降は校外のホテルに連れ出して性行為を常態化。

自分の排泄物を少女の口に入れさせたり、顔や体に塗りつけたりする行為を「おしおき」と称して繰り返していました。

少女の体にマジックで「先生のもの」「奴隷」「ペット」と書き、その状態で写真を撮影

性的な道具を装着させたまま外に出させたり、屋外で裸にさせて歩かせたりもしていたと認定されています。

これが月1〜2回のペースで約3年間、高校在学中から卒業後まで続いたというのです。

 

さらに、卒業後の2019年3月から7月にかけては、身体の画像を送るよう要求していたことも判決で認められています。

50代の男が、30歳以上年下の、自分の教え子だった少女に対してこれをやっていたわけです。

SNSで「死刑級」「悪魔の所業」「AVですら禁止されるレベル」という言葉が飛び交うのも、大げさでも何でもないと感じてしまいます。

被害女性の心は今も壊れたままである

この事件を語る上で、絶対に忘れてはいけないのが被害女性の「今」です。

被害女性は現在20代後半。

排泄物を強要された際のことについて、裁判で「あまりにつらすぎて意識を遠ざけていた。自分の心から自分を追い出すことが癖になった」と証言しています。

この「自分の心から自分を追い出す」という表現が意味するものは、医学的には解離と呼ばれる症状です。

あまりにも耐えがたい苦痛を受けた人間の脳が、自己防衛のために意識を「切り離す」現象で、被害女性は解離性同一性障害(DID)、いわゆる多重人格と診断されました。

さらにPTSDも併発しています。

「先生という言葉が出るだけで恐怖が蘇る」と供述されており、日常生活のあらゆる場面で症状に苦しめられている状況です。

大学にも通えなくなり、結果として中退。

10代の頃に受けた加害が、20代の今もなお、彼女の人生を蝕み続けています。

一方で加害者は、後述するように前科もつかず、漫画家としての活動再開すら可能な状態にある。

この圧倒的な不均衡に、ネット上で「被害者は一生地獄なのに、加害者はほぼ無傷で逃げ切れるのか」と絶望にも似た怒りが渦巻いているのです。

2020年には児童ポルノで有罪になっていた衝撃

この事件には、判決後に発覚したもうひとつの衝撃的な事実があります。

被害者側の弁護士会見によると、山本氏は2020年2月頃、児童ポルノの作成・所持で罰金30万円の有罪判決を受けていたとのこと。

被害女性が警察に相談したことがきっかけのひとつとされており、この時期に逮捕・勾留されていた可能性もリーク判決文で示唆されています。

ここで時系列を思い出してほしいのですが、『堕天作戦』がマンガワンで休載に入ったのはまさに2020年2月です。

当時は「体調不良」とだけ発表されていましたが、実際には児童ポルノ事件での身柄拘束が背景にあった可能性が高いと、現在では分析されています。

つまり、ファンが「先生大丈夫かな」「早く復帰してほしい」と心配していたあの時期、山本氏は性犯罪で捕まっていたかもしれないのです。

この事実を知ったファンの怒りと失望がどれほどのものか、想像に難くありません。

そしてさらに問題なのは、児童ポルノで有罪判決を受けた人物が、その後も「私的トラブル」という曖昧な説明だけで済まされ、漫画家として個人出版を続けられている現状です。

罰金30万円で性犯罪の前科がつき、本件では民事1100万円。

SNSでは「金持ち漫画家は罪を金で買えるのか」という、制度そのものへの深い不信感が噴出しています。

なぜ逮捕されない?民事だけで終わる不条理

この事件に対するSNSの怒りで、最も激しく燃え上がっているポイントがここです。

判決で

  • 「排泄物強要」
  • 「奴隷撮影」
  • 「3年間の心理的支配」

が事実認定されたにもかかわらず、山本氏は刑事事件としては起訴されていません。

2月26日時点で、逮捕の報道もゼロ。

では、なぜ刑事事件にならなかったのか。

大きな要因は二つあると考えられています。

ひとつは時効の問題

性犯罪の公訴時効は近年延長されてきたものの、加害が行われた時期から計算すると、すでに時効が成立している可能性が高いとされています。

もうひとつは、被害者が民事ルートを選択したこと。

刑事裁判で求められる「合理的な疑いを超える証明」は、被害者にとって精神的な負担が極めて大きい。

民事であれば「どちらがより確からしいか」という基準で判断されるため、立証のハードルが下がります。

被害者の選択は、置かれた状況を考えれば十分に理解できるものです。

しかし、その結果として生まれた「裁判所が事実を認めたのに、前科がつかない」という構図が、多くの人にとって到底受け入れがたいものになっている。

5chでは「鬼畜行為を認定されても民事1100万円で終わり。この国の性犯罪の扱いは本当に終わってる」と、毎日1000レスを超えるスレッドが立ち続けています。

1100万円は「一生の傷」に見合う金額なのか

賠償額への批判も、SNSでは非常に大きなウェイトを占めています。

被害者側が請求した約1980万円に対し、裁判所が認めたのは1100万円

内訳は精神的損害に対する慰謝料が約1000万円、弁護士費用が約100万円と分析されています。

DIDとPTSDを併発し、大学を中退し、「先生」という言葉を聞くだけで恐怖に襲われる生活を一生続けなければならない人に対して、この金額はどうなのか。

過去の教師性加害事件では数千万円の賠償が認められた判例もあることを考えると、「排泄物強要」「奴隷撮影」という極端な猟奇性が、金額にきちんと反映されているのかという疑問は残ります。

もちろん裁判所には独自の算定基準があるのでしょう。

しかし「心を完全に壊された人間の一生が1100万円で値付けされるのか」という声には、単なる感情論では片づけられない重みがあると感じます。

小学館は2021年から知っていたのではないか

加害者個人への怒りと並んで、出版社・小学館への批判がもうひとつの大きな炎上軸になっています。

そしてこの批判には、かなり具体的な根拠があるのです。

リークされた情報によると、2021年5月27日、ひとつのLINEグループが作られました。

参加者は、被害女性、山本氏、そして小学館マンガワン編集部の担当編集者の3者。

この場で編集者が提案したのは、以下のような内容だったとされています。

山本氏が被害女性に150万円を支払う。

公正証書で守秘義務と接触禁止を定める。

休載理由は非公表のまま、連載を再開させる。

 

これに対し被害女性側は6月2日、「休載の理由が山本氏の逮捕であることを公表してほしい」と条件を追加。

山本氏がこれを拒否して交渉は決裂し、翌年2022年7月に民事訴訟の提起へとつながりました。

そして2022年10月31日、『堕天作戦』はマンガワン・裏サンデーでの掲載を完全に終了。

このタイミングの完璧な一致を、偶然と見る人はほとんどいないでしょう。

つまり、小学館の編集者は2021年の時点で「何が起きていたか」を把握した上で和解テーブルについていた可能性が極めて高い。

にもかかわらず、ファンに対しては「私的なトラブル」「健康面や編集部との関係ではない」という説明で済ませていたわけです。

 

さらにネット上では追加の疑惑も浮上しています。

連載終了後、公式アカウントが山本氏個人にスムーズに移譲されたこと。

担当編集者が2025年頃になっても、SNS上で山本氏の作品名を挙げて言及していたこと。

これらが「小学館は加害者側を守っていたのではないか」という疑惑をさらに膨らませています。

2026年2月26日時点で、小学館からの公式コメントは一切なし

この沈黙こそが「隠蔽体質」との批判を加速させていることは間違いありません。

SNSでは「150万で口止めして人気作の連載を守ろうとした出版社って一体何なんだ」「読者も騙されていた被害者だ」という声が広がっています。

過去にも小学館をめぐっては作家との関係で物議を醸した事案があっただけに、「また小学館か」「体質が変わっていない」という批判は根深いものがあります。

「別名義で復活」という最悪のシナリオ

ネット上で急速に広がっているもうひとつの懸念があります。

それは、山本氏がペンネームを変えて漫画家として復帰する可能性です。

実は山本氏は過去に「別名義で原作を手がけている」という趣旨の発言をしていたことが確認されており、Xでは別のペンネームとの同一人物説が急速に拡散されています。

漫画業界にはペンネーム変更で「リセット」する慣行が事実上存在しており、制度的に再デビューを阻む仕組みがないのが現状です。

 

「教師免許の剥奪情報もない」「教育現場から正式に排除されたという報道もない」「業界からの追放処分もない」。

この三重の「なし」が、ネット上で「逃げ得」という言葉を生んでいます。

現状、山本氏に対する社会的制裁はネット上での特定と批判のみ

公的な仕組みによるペナルティは実質ゼロと言っていい状態です。

「被害者がPTSDとDIDで一生苦しむ横で、加害者が名前を変えて新作を発表する未来」。

この想像だけで怒りが込み上げてくるという声は、決して少数派ではないと思います。

初犯とは思えない手口の洗練度

余罪の可能性についても、触れないわけにはいきません。

山本氏は長年にわたり北海道芸術高校でデッサン講師を務め、多くの生徒と接してきた人物です。

今回認定された手口を改めて見ると、ターゲットの選定から信頼構築、支配関係への移行まで、プロセスがあまりにも段階的で練り上げられていることに気づきます。

家庭に問題を抱え、自己肯定感が低い生徒を見極める。

「優しい先生」として近づき、父親役を引き受ける。

信頼を獲得した後、「おしおき」という言葉で性行為を日常化させる。

そして排泄物強要・奴隷撮影という極端な支配行為へエスカレートさせる。

5chやXでは「これが初めての犯行だったとは到底信じられない」「何年も教壇に立っていた人間の手口だ」という指摘が圧倒的多数を占めています。

 

現時点で公に確認された追加の被害報告はありません。

裁判で学校法人への使用者責任請求が棄却されたのも、加害行為が「授業時間外・学校施設外」で行われていたからであり、学校側が事実を知らなかったことの証明にはなっていないという点には注意が必要です。

ネット上には「女子生徒と親しげだった」という曖昧な証言も散見されます。

性被害においては、グルーミングを受けた被害者ほど被害の自覚が持てず、長期間沈黙するケースが多いと言われています。

今回たまたま1人が声を上げたから事件になったものの、「他にいないはずがない」というネット世論には、感情だけではない説得力を感じざるを得ません。

2020年の児童ポルノ事件との関連性もあわせて考えると、「この1件だけで終わらせてはいけない」という声が強まるのは自然な流れでしょう。

ファンが味わった「裏切りの衝撃」

この事件には、被害女性の苦しみとは別の次元で、作品のファンが受けた衝撃という側面もあります。

『堕天作戦』は2015年に小学館の「裏サンデー第3回連載投稿トーナメント」で優勝し、マンガワン・裏サンデーで連載がスタートした作品です。

魔人と旧人類の戦いを描くSFファンタジーで、WEB漫画総選挙2019では3位を獲得。

電子書籍5巻まで刊行され、「設定が濃くて面白すぎる」「次巻が待てない」と熱心なファンに支持されていました。

その作品の作者が、連載中ずっと教え子への加害を繰り返していた。

「推していた自分の課金が、あの男の生活費になっていたかもしれない」。

こういった声がSNSに溢れ、ファンの間に「共犯意識」にも似た苦しみが広がっています。

 

作品タイトル『堕天作戦』――「堕ちた天使」を意味するこの名前が、判決後は強烈な皮肉として突き刺さるようになりました。

「堕ちた天使の物語を描いていた人間が、現実では教え子を堕としていた」。

「不死身の主人公は作者の支配欲の投影だったのか」。

こうした指摘がXで数万単位で拡散され、作品の再評価が一気にネガティブな方向に振れました。

ファンの反応は「作品に罪はない」という少数派と、「もう読めない、作者の闇がちらつく」という多数派に二分されていますが、後者が9割を超えるというのが現実です。

「全巻処分した」「電子書籍の削除依頼を出した」「二度と買わない」という報告がXや5chで相次いでおり、事実上のボイコット運動に発展しています。

判決直後に一時的にKindleの売上が急増したものの、それは「怖いもの見たさ」による一過性のもので、現在は逆方向に振れているとみられます。

「知っていて沈黙する」ことは許されない

ここまで読んでくださった方は、おそらくさまざまな感情を抱えているのではないかと思います。

怒り、やるせなさ、あるいは「自分に何かできることはないのか」というもどかしさ。

最後に、この事件が私たちに突きつけている問題を整理させてください。

 

ひとつ目は、教師という立場の信頼がいかに簡単に悪用されうるかということ。

子どもにとって、先生は親の次に信じられる大人です。

その信頼を逆手に取ったグルーミングは、単なる性被害を超えた「人間の尊厳の破壊」にほかなりません。

にもかかわらず、教師の立場を悪用した加害に対する制度的な抑止力は、現状あまりにも脆弱です。

 

ふたつ目は、被害者が声を上げるまでに何年もかかるという現実

グルーミングされた被害者は、加害者との関係性の中で「これは愛情なんだ」と思い込まされているケースが多く、被害を認識するまでに長い時間を要します。

そしてようやく声を上げたときには、時効の壁に阻まれるという残酷なパラドックス。

この構造的な問題は、今回の事件に限った話ではありません。

 

三つ目は、「知っていた大人たち」の責任

出版社は2021年の時点で和解テーブルについていました。

学校法人は長年この人物を講師として雇用していました。

知っていた、あるいは知り得る立場にいた大人たちが、どこまで被害者を守ろうとしたのか。

この問いに対する答えは、今のところ出ていません。

被害女性は現在も重い後遺症と闘いながら、「知ってほしい」という思いで民事訴訟に踏み切ったと伝えられています。

山本氏側には控訴の可能性があり、事態はまだ流動的です。

しかし、判決文で認定された事実が覆ることはないでしょう。

SNSでは今も毎日数千件の関連投稿が続き、Wikipediaには加害事実が追記され、まとめ記事が次々と拡散されている状況です。

この怒りの本質は「山本章一が許せない」という個人攻撃ではなく、「こんなことが許される仕組みがおかしい」という、社会そのものへの異議申し立てなのだと感じます。

被害女性は「つらすぎて自分の心から自分を追い出すことが癖になった」と語っています。

15歳だった少女が受けた傷は、1100万円では癒えません。

1万件の怒りの投稿でも、元には戻りません。

それでも、「知ること」「忘れないこと」「声を上げ続けること」が、同じ悲劇を繰り返さないための第一歩になるはずです。

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